初期中絶 経験者

初期中絶経験者のブログ〜私の体験談と中絶してからの日々〜

初期中絶後、母乳が出たときの対処法【母乳は出るのがふつう?】

読了までの目安時間:約 5分

 

初期中絶手術をしてから母乳が出るようになった…。

 

これって自然に止まるものなの?どうすればいい?

 

妊娠初期中絶手術について調べていた当時、術後に母乳が出るようになった…という内容をちらほら見かけていました。

これは人によるんですが、私も中絶する前はこのことがすごく気になっていました…。

 

今回は

    • 初期中絶後、母乳は出るのがふつう?
    • 初期中絶後に母乳が出たときの対処法

をまとめました。

 

初期中絶後に母乳が出ると知って不安になっている人、今すでに母乳が出ている人の参考になれば幸いです。

 

 

初期中絶後、母乳は出るのがふつう?

まず、中絶後に母乳が出るのは珍しい話ではありません。

 

中絶をすると、体が出産を終えたと勘違いして母乳を出すとか…あとはホルモンの関係で母乳が出るようです。

 

 

しかし、母乳が出る可能性が高いのは主に中期中絶です。中期だと母乳が出る人は多いとのことでした。

なので、週数が進めば進むほど母乳の出る可能性も高くなるのでは?と思われますよね。

 

ところが、初期中絶でも母乳が出るようになったというケースも多数見られました。

しかも週数が遅すぎたわけでもなく、ざっと調べた感じだと4~9週目です。

 

なので、週数だけで母乳の出る・出ないは判断できません。

完全に個人差がある、としか言いようがない感じです。

 

 

初期中絶後に母乳が出るようになった…という人は一定数います。

ですが、中期中絶に比べれば出る人は少ないという感じです。

 

実際、私は11週目の終わりというギリギリの状態で初期中絶手術をしましたが、母乳は一回も出ていません。

なので週数がすべてというわけでもないです。

 

初期中絶後に母乳が出る原因

母乳はプロラクチンというホルモンの影響で分泌されます。

プロラクチンはストレスなどでも増加して母乳を出すことがあるそうです。

 

なので、初期中絶後に母乳が止まらない…という人は多大なストレスがかかってしまっている可能性もあります。

自分を追い詰めすぎてしまってないか、なども一度考えてみてください。

 

 

中絶したのに母乳が出ていると、ちゃんと中絶できてない?もしかしてまた妊娠してる?など心配になってしまうこともあるかと思います。

ですが、きちんと生理が来ているのであれば妊娠などの心配はありません。

 

また、母乳も自然に止まることがほとんどです。

 

 

初期中絶後に母乳が出たときの対処法

初期中絶手術後に母乳が出るようになった場合、量が多くなければ触ったり絞ったりはしないこと。

保冷剤で冷やして少し様子を見ましょう。

心配なら産婦人科で相談するのも有りです。

 

中絶後の母乳は放っておけば勝手に止まるので、変に刺激しないのが一番です。

 

 

母乳が出るとびっくりして絞ったり触ったりしてしまいがちですが、これをすると逆になかなか止まらなくなってしまいます。

早く母乳を止めたいならきにせず放っておくのが一番の対処法です。

 

しばらくしても母乳が止まらない・母乳の量が多い場合は病院で薬をもらいましょう。

 

 

母乳が出て病院に行っても、対処法は絞らずに冷やすか薬かの2つです。

それ以外に対処法はないので、まずは少しの間様子見してみるのが一番じゃないかなと。

 

出産の準備がしっかりできてくる中期中絶ならまだしも、初期中絶の段階で母乳が止まらないのはストレスが大きく関係しているかもしれません。

 

自分の心が無理しすぎてないか、も気にしてあげてください。

 

 

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妊娠初期中絶手術

初期中絶を決めた理由は何?【中絶を決断できない人へ】

読了までの目安時間:約 11分

 

みんなの初期中絶手術を決めた理由って?

 

中絶を決断できないで悩んでいる…。

 

このような気持ちで悩んでいる女性は多いと思います。

実際、私も中絶を決断するまで毎日悩んでいました。

 

今回は

    • 一般的な初期中絶の理由
    • 私が初期中絶を決めた理由
    • 初期中絶を決断できない人へ

をまとめました。

 

初期中絶をしようか悩んでいる人の参考になれば幸いです。

 

 

一般的な初期中絶の理由

まず、一般的に初期中絶の理由として挙げられるものをまとめました。

 

性的犯罪などの望まない妊娠・病気により出産できる状況ではない場合は除いた、産もうと思えば産めるけど…という場合の初期中絶の理由です。

 

    • 妊娠するとは思ってなかった
    • 仕事の状況、経済的な状況
    • 付き合いが浅く踏み切れない
    • 親に反対された

 

順番に説明していきます。

 

 

・妊娠するとは思ってなかった

 

避妊が不十分だった場合での妊娠が原因ですね。

中絶をしようか悩んでいる場合、このパターンは多いんじゃないでしょうか。

 

まさか妊娠するとは思ってないので、お互いに覚悟もないし戸惑ってしまいますよね。

この場合、中絶を決断する人も多いです。

 

 

 

・仕事の状況、経済的な状況

 

お互いの仕事・経済的な状況により、出産しても育てていけない…という場合もあります。

これも、まさか妊娠するとは思ってなかったことから起こることが多いですね。

 

そういう行為をしている時点でいつ妊娠してもおかしくないので、今はまだ産めない…という状況ならきちんと避妊をすることが大切ですね。

 

 

 

・付き合いが浅く踏み切れない

 

付き合ってからの期間が浅く、出産・結婚に踏み切れない場合もあります。

この場合、パートナー側が消極的なことが多いですね。

結婚を前提に付き合っていたならまだしも、そうでない場合は男性からすると結婚はなかなかハードルが高いです。

 

また、まだお互いのことを深く知らないので、女性側にもリスクはあります。

いざ結婚してみたら「こんな人だと思わなかった…」となる可能性もあります。

 

 

 

・親に反対された

 

高校生など、学生の場合だと親に反対されてしまう場合があります。

学生同士の場合、産んだとしてそこからちゃんと育てていけるのかという疑問を親が持っても仕方ないです。

実際、10代で妊娠→結婚したカップルですぐに別れてしまう人も多いです。

 

また、10代など若すぎる年齢での出産はリスクが高いともいわれています。

未来のことを考えて、親の立場からすると中絶を勧めることも多いです。

 

 

 

一般的な初期中絶の理由だと、このような感じになります。

ですが、全てに共通して言えるのは避妊がちゃんとできてなかったということ。

 

 

避妊具での避妊の確率は100%ではありません。

きちんと着用していても失敗することもあります。

 

また、避妊具なしで外で出すのは正しい避妊方法ではないのではありません。

一度中絶をした女性でも、きちんとした避妊をせずに再度妊娠→中絶ということは実はよくあるので注意してください。

 

ちなみに、ほぼ確実な避妊方法はピルです。

自分でも服用していてとても高い避妊効果があると感じています。

 

 

私が初期中絶を決めた理由

    • 彼が「産んでほしい」と言わなかったから
    • 付き合ってまだ2ヶ月目だったから
    • 子供を育てるという自信がなかったから
    • 自分の気持ちを言う勇気がなかったから

 

 

私の中絶理由はこんな感じですね。

 

こうやって理由づけていますが、結局は私も妊娠するとは思っていなかったので覚悟ができていませんでした。

 

 

 

・彼が「産んでほしい」と言わなかったから

 

当時は彼の仕事も大変な状況で、気持ちに余裕がありませんでした。

そういう話は妊娠が発覚する前にもしていたので、妊娠がわかったときすごく困った覚えがあります。

 

彼は今まで何度も中絶をさせてきた経験があるということも、妊娠したときに聞かされました。

私の中で、彼がもし望んでくれるなら出産しても上手くいくだろうという気持ちがありました。

 

 

 

・付き合ってまだ2ヶ月目だったから

 

付き合って2ヶ月目で妊娠が発覚したのもあり、踏み切る勇気がなかったです。

これからお互いより理解していこうという中での妊娠で、「まだ早いのでは?」という思いもよぎりました。

 

彼はバツイチだったのもあり、今の状態で結婚して上手くいくのか?すぐに別れてしまったら子供は私が引き取るのか?という不安もありました。

もし別れた場合、1人で子供を育てるという覚悟もありませんでした。

 

 

 

・子供を育てる自信がなかったから

 

もともと結婚願望はほぼありませんでしたが、当時の私は結婚・出産にようやく前向きになりかけていました。

ですが、もともと母性が薄いほうなので子育てに関しては不安しかなかったです。

 

自分自身の精神がまだ未熟なのもあり、子供より自分の自由が大切という気持ちもありました。

 

 

 

・自分の気持ちを言う勇気がなかったから

 

不安要素だらけだったものの、彼のことは本当に好きだったので結婚したいという気持ちはありました。

彼との子供なら産みたいとも思っていたし、妊娠したことに戸惑いはあったけれど嬉しいとも感じていました。

 

ですが彼と話し合った一ヶ月間、私は一度も「産みたいと思っている」と言えなかったです。

後悔はいまだに残っていますが、言えなかったということは何も覚悟できてなかったんだと思います。

 

自分から言えなかった=そこまでの強い気持ちも覚悟もなかった

 

これが答えだと受け止めています。

 

 

 

私が中絶をした理由はこのような感じです。

彼の仕事や状況などもひとつの要因かもしれないですが、いちばん大きいのは覚悟できてなかったことです。

 

出産・育児は軽い気持ちではやっていけません。

ネットで出産のことや育児のことを調べるたびに「私にできるのだろうか?」と不安になっていました。

 

妊娠して初めて、子供が産まれるということの大変さを知ることができました。

 

中絶しようか悩んでいる人は、出産と育児のことも少し考えてみてください。

 

 

初期中絶を決断できない人へ

中絶するか決断できずにいる人は、産みたい気持ちが強いんだと思います。

 

その気持ちを彼に直接話してみてはどうでしょうか。

 

 

もし出産した場合、今までの自分の生活とはまったく違う生活が待っています。

楽しいことは増えますが、大変なこと・つらいと感じることも増えます。

そういったとき、パートナーの協力は必要不可欠です。

 

 

なので決断できずにいる気持ちを話して、相手は妊娠に対してどう思っているのか?ちゃんと話し合ってほしいです。

話すことで彼の考えを聞けるので、産むべきか中絶するべきかもう一度冷静に考え直せます。

 

 

 

また、パートナーだけでなく親にも相談してみたほうがいいです。

こういうとき親の意見は参考になるし、不安材料に対するなんらかのサポートもあるかもしれないです。

 

決断できないぐらい産みたい気持ちがあるなら、ちゃんと相談してみてください。

 

そして、どちらを選ぶにせよ後悔のない選択をしてほしいです。

 

 

 

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妊娠初期中絶手術

初期中絶手術後は妊娠しにくくなる?【中絶後に気をつけるのが大事】

読了までの目安時間:約 7分

 

初期中絶手術をしたら妊娠しにくくなるって本当?

 

将来的に子供が欲しいから、中絶しても妊娠できるのか知りたい。

 

初期中絶手術をする上で気になるのが、その後ちゃんと妊娠できるか。

私も中絶する前はすごく気にしていて、たくさん調べました。

 

 

今回は

    • 初期中絶手術後は妊娠しにくくなる?
    • 初期中絶後にまた妊娠したいなら

をまとめました。

 

 

中絶後、将来的には子供が欲しい人の参考になれば幸いです。

 

 

初期中絶手術後は妊娠しにくくなる?

一度中絶すると妊娠しにくくなるという噂もありますが、手術の処置がきちんとできていれば不妊症はあまり心配しなくても大丈夫です。

 

中絶手術を経験しても、その後妊娠して子供を産んでいる女性はたくさんいます。

 

 

手術後に感染症になったり、子宮を傷つけてしまうようなことがなければ妊娠しにくくなる心配はほとんどありません。

ただ、医師の技術不足や雑な手術で子宮が傷ついてしまうこともあるので、初期中絶手術に慣れている医師・丁寧な対応の病院を選ぶようにしてください。

 

 

また、感染症を防ぐには中絶後の過ごし方も大事になってきます。

決して無理はせずに、安静に体と心を休めてあげてください。

 

妊娠初期中絶手術後の安静期間・過ごし方について

 

 

 

きちんとした病院を選び、術後もちゃんと安静にしていれば、初期中絶後に妊娠しにくくなる心配はあまりしなくて大丈夫です。

 

 

しかし、何度も中絶手術を繰り返していると妊娠しにくくなることはあるので気をつけてください。

 

中絶を経験したのに、そこから避妊をちゃんとせず妊娠→中絶を繰り返すのは理解に苦しみますが…。

 

 

初期中絶後にまた妊娠したいなら

初期中絶手術後また改めて妊娠したいなら、きちんと避妊をすることが大事です。

 

中絶手術を繰り返していると妊娠しにくくなる確率は上がるので、同じことを繰り返さないためにも本当に子供を作ると決めるまで望まない妊娠は避けるべきです。

 

 

中絶手術は何度もするものではありません。

ゆくゆくは子供が欲しいと思っているならなおさらです。

 

なので「また中絶しないと…」とならないためにも、きちんと避妊をしてください。

 

 

避妊方法として一般的なのは避妊具ですが、個人的にはピルとの併用をおすすめします。

 

避妊具は男性主体の避妊なので、万が一のことがあります。

ですが、ピルとの併用ならほぼ100%避妊することができます。

 

 

一度の初期中絶手術で妊娠できなくなることはほぼありません。

 

ゆくゆくは妊娠したいなら、その日のために同じ過ちを犯さないようにきちんと避妊をしましょう。

 

私は3年間ピルを飲んでいます

私はいつか結婚したら子供を産みたいと思っているので、それまでは確実に避妊するためにピルを飲んでいます。

 

避妊具だけでの避妊は失敗もあるし、もしまた中絶しないといけなくなったら…と思うと、より確実な避妊方法を選ぶべきだと考えています。

 

 

 

避妊具は男性が拒否することもあるかもしれないし、失敗することもあります。

 

私の知人で、避妊具の使用で失敗して1回で妊娠した人もいます。

破れていたわけでないらしいですが、こういうことが起こる可能性もあります。

 

今のパートナーと子供を作ると決めているならいいですが、そうではない場合はより失敗の少ない避妊方法を選んだほうがいいです。

 

 

また、私が過去に付き合った男性の中にはこちらが頼んでも避妊をせず強引にしてくるような人もいました。

私はピルを飲んでいるのでまだよかったですが、最低な男だと思いすぐに別れました。

 

このような男性もいるので、望まない妊娠をしたくない・中絶を何度も繰り返したくないならピルを飲んだほうがいいです。

 

そして、本当に子供を作ろうと思ったときにピルをやめて妊活をするのがベストです。

 

 

 

 

一度中絶している女性は、とくに避妊について真剣に考えるべきです。

 

一度でもつらいことなのに、何度も経験することではありません。

 

 

 

私はピルを飲んで3年になりますが、避妊に失敗したことはありません。

出血する日もきっちり決まるので、生理周期が安定しない人にもおすすめです。

 

 

ピルを飲んでいると副作用が出ることもありますが、合わない場合は種類を変えることで解消されることが多いです。

ピルはずっと飲んでいるので、また別記事で詳しくまとめます。

 

 

 

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妊娠初期中絶手術

初期中絶手術の同意書について【相手のサインがもらえない場合は】

読了までの目安時間:約 6分

 

初期中絶手術をするときに、事情があって同意書のサインがネックになる人もいると思います。

 

今回は

    • 初期中絶手術で同意書のサインは必ず必要?
    • 中絶の同意書のサインがもらえない場合
    • 中絶の同意書は偽名、代筆でもいける?

についてまとめました。

 

 

初期中絶手術をすることになったけど、相手からサインがもらえない…という人の参考になれば幸いです。

 

 

初期中絶手術で同意書のサインは必ず必要?

中絶をするときは基本的に自分と相手、両方のサインが必要になります。

これは医師法で定められています。

 

ですが、同意書のサインが必要ないケースもあります。

    • 強姦など性犯罪による妊娠
    • 相手が死亡してしまっている

この場合は、自分のサインのみで中絶手術を行うことができます。

 

 

 

また、以下のような場合でも相手のサインなしで中絶できることが多いです。

    • 相手が遠方で郵送もFAXもできない
    • 相手が誰かわからない
    • 相手と連絡がつかない
    • 相手が逃げてしまった

 

 

基本的には自分と相手のサイン・捺印が必要ですが、連絡の取れない場合は自分のサインだけで手術してくれる病院がほとんどです。

パートナーと連絡がつかなくなった…という場合は、まずは病院に相談してみましょう。

 

ただし、未成年が中絶手術をする場合は親の同意が求められます。

 

 

中絶の同意書のサインがもらえない場合

パートナーと連絡は取れるけど、同意書にサインがもらえない…

このような場合は自分の意思だけで中絶手術ができます。

 

ただし、相手が中絶に同意せず反対している場合は手術できません。

 

 

同意書のサインがもらえなくても手術できるパターンは、

    • 相手が名前を書くことを嫌がっている
    • 中絶に関わることを拒否している
    • 相手が妊娠の事実を認めない

などの場合です。

 

 

自分は中絶したいけどパートナーは産んでほしいと思っている、というような場合は手術できないです。

この場合は、もう一度話し合ってくださいと言われます。

 

ですが、最終的には女性の意思が尊重されるようになっています。

 

 

 

相手が責任逃れして同意書にサインがもらえない場合でも、問題なく初期中絶手術はできます。

病院で相談してみてください。

 

 

中絶の同意書は偽名、代筆でもいける?

ぶっちゃけ偽名・代筆でもバレなければ問題なく手術できてしまいます。

 

ですが、本当におすすめはしません。そもそも犯罪なのでやめましょう。

文書偽造となり、同意書を代筆してくれた人も同様の犯罪になります。

 

 

病院側からすれば、同意書のサインの名前が本人のものか・誰が書いたものかを確認する方法はありません。

ですが犯罪にあたりますし、もし何かあったときに大変なことにもなりかねないのでやめておきましょう。

 

 

妊娠したことを誰にも言えない未成年の人で、保護者の欄も全部自分で書く人もたまにいますが…これだと本当に何かあったときに危険です。

 

中絶手術にはリスクが伴います。

もし何かあったときのためにも、嘘は書かないようにしましょう。

 

 

事情があってパートナーのサインがもらえない、親に中絶を知られたくない…という場合、まずは病院で相談しましょう。

病院側もちゃんと対応してくれるし、パートナーのサインはなくても手術してもらえることがほとんどです。

 

 

未成年の場合は親の同意がないと中絶できないところがほとんどです。

万が一のことがあったときの連絡先にもなるので、親にはちゃんと話してください。

 

 

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妊娠初期中絶手術

初期中絶手術でおすすめの病院の選び方【失敗しないためのポイント】

読了までの目安時間:約 11分

 

妊娠したのがわかったけど、産めないから中絶することになった。

 

失敗したくないから、初期中絶手術をする上でおすすめの病院を知りたい。

 

初期中絶手術をするときに重要なのが病院選び。

 

きちんとした対応をしてくれる病院を選ぶことが大事になってきます。

 

 

今回は

    • 初期中絶手術でおすすめの病院の選び方
    • 病院のサイトをしっかり見ておこう
    • 病院選びで悩みすぎないように

をまとめました。

 

 

私自身、初期中絶手術を経験しているので記事の最後には私の経験談も書いています。

 

 

初期中絶手術の病院選びで悩んでいる人の参考になれば幸いです。

 

 

初期中絶手術でおすすめの病院の選び方

初期中絶手術のおすすめの病院は地域や人にもよりますが、病院選びでチェックしておくべきポイントをまとめました。

 

    • 安心感、信頼感
    • 医師の腕、経験
    • 病院の清潔感、衛生面

 

一つずつ説明していきます。

 

 

 

・安心感、信頼感

 

手術を受ける際は、信頼できる病院・医師を選ぶようにしましょう。

 

手術のことで疑問・不安に思ったことは全部聞いてください。

 

疑問を解消した上で手術に向かわないと、当日の不安や恐怖が半端ないです。

 

 

ここで面倒くさそうにしたり、きちんと対応してくれない病院はやめておいたほうがいいですね。

 

 

 

中絶はただでさえ精神的な負担が大きいです。

 

不安になるのは当たり前のことなので、親切な対応をしてくれる病院を選ぶというのは重要なポイントです。

 

きちんとケアをしてくれる、優しい先生がいる病院を選んだほうがいいです。

 

 

 

・医師の腕、経験

 

初期中絶手術は10分程度で終わるので、簡単・誰でもできると思いがちですが。

 

手探りの状態で手術をしていくので、医師の経験がものを言うようになってきます。

 

できるだけ経験豊富な医師を選ぶようにしましょう。

 

 

また、中絶手術は医師なら誰でもできるわけではありません。

 

母体保護法指定の資格を持つ医師じゃないと、中絶手術を行うことはできません。

 

中絶手術を受けるなら、「母体保護法指定医」のいる病院に行くようにしてください。

 

 

 

・清潔感、衛生面

 

手術の際の器具などはきちんと滅菌されているので、感染症などが起こる可能性は限りなく低いです。

 

ですが、衛生面のちゃんとしていない病院だと不安になってしまいますよね。

 

 

実際、病院で清潔感がないってやばいと思います。

 

衛生面がちゃんとしていて、清潔感のある病院を選ぶようにしましょう。

 

 

 

病院のサイトをしっかり見ておこう

自分で病院を探す場合はもちろんですが。

 

産婦人科から紹介された場合でも、自分が手術を受ける病院のサイトをチェックしておきましょう。

 

    • 金額について詳細に書かれている
    • 手術法について詳細に書かれている
    • 手術のリスクについて詳細に書かれている

 

これらをチェックすることが大事です。

 

 

 

まず、金額をきちんと記載しているのは常識ですよね。

 

これがないのは?と思ってしまいます。

 

 

あと、どういった方法で、どのような感じで初期中絶手術を行うのか。

 

これが具体的に説明されている病院を選ぶようにしましょう。

 

ちなみに初期中絶では、掻爬法か吸引法で手術を行うことになります。

 

 

 

また、手術のリスクについてきちんと書かれていることも大事です。

 

初期中絶手術にはリスクが伴います。

 

そこをきちんと細かく説明してくれている病院を選ぶようにしましょう。

 

 

 

 

若い女性でお金に余裕がない…という場合、金額の安さで病院を選びがちです。

 

しかし安さよりも、信頼のできる経験を積んでいる医師のもとで手術を行うのが一番です。

 

金額で選べば何万円か安くなるかもしれませんが、自分の体のことを考えるならリスクを最小限にするべきです。

 

 

 

病院選びで悩みすぎないように

ここまで初期中絶手術の病院選びについて書いてきましたが、あまり悩みすぎるのもよくないです。

 

初期中絶手術は、週数が経ちすぎるとリスクも体への負担も大きくなります。

 

 

妊娠6~9週目での初期中絶が、体へのリスクが一番低い時期になります。

 

初期中絶をするなら、6~9週目で手術できるように病院と話を進めるのがおすすめです。

 

詳しくはこちらの記事に書いてあります。

 

初期中絶手術はいつからできる?【ベストな週数とリスクの高い週数】

 

 

慎重に病院を選ぶのは大事なことです。

 

ですが、自分がいま妊娠何週なのかをきちんと把握して、週数に余裕をもって病院選びをしてください。

 

 

私が中絶したときはこうでした

私はもともと通っている産婦人科があったので、妊娠が発覚したときはその産婦人科に行きました。

 

そこから、産むか中絶するかを悩んでいたんですが…決断したのは11週目の始めという初期中絶ギリギリのときでした。

 

(本当にギリギリすぎたので、絶対に真似しないようにしてください)

 

 

 

私の通っていた産婦人科では手術など大きい処置はできないので、提携している病院を紹介されました。

 

1週間以内に

    • 診察
    • 血液検査
    • 前処置
    • 手術

まで終わらせたので、かなりバタバタなスケジュールでした。

 

悩みすぎるとこういうことになるので、本当に気をつけてください。

 

 

 

私の場合はバタバタだったので、病院を変更することもできませんでした。

 

ですが、いい病院だったので本当によかったです。

 

 

ただ、この点は気をつけました。

 

    • 産婦人科の先生に紹介先は大丈夫な病院か聞いた
    • 病院で不安なことは全部聞いた
    • 看護師の人にも不安なことを相談した

 

 

私が手術を受けた病院は、特に看護師の人がとても優しい方が多かったです。

 

相談したのは精神的な面での不安だったんですが、すごく優しい言葉をかけてもらえました。

 

 

医師の先生にも手術・前処置についてたくさん聞きましたが、丁寧に対応してくれました。

 

ネットでいろいろ見て不安なこと・怖くて仕方ないことなどたくさん質問しましたが、ちゃんとリスクの可能性なども説明した上で、安心させてくれました。

 

 

 

 

私の場合は通っている産婦人科からの紹介だったので、自分で調べなくてもちゃんとした病院で手術を受けることができました。

 

ですが、もし自分で調べておすすめの病院を探すなら、これまでの内容でまとめたような項目をチェックしてから病院を選びます。

 

 

 

どうか、金額の安さよりも安心感で病院を選んでほしいです。

 

 

 

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妊娠初期中絶手術

初期中絶手術の費用の相場は?【お金が払えない場合の対処法あり】

読了までの目安時間:約 13分

 

妊娠したけど産めないから中絶することにした。

だけど、中絶費用が払えるか心配…。

 

初期中絶手術の費用の相場っていくらぐらい?

中絶費用が払えない場合はどうすればいい?

 

中絶手術をする上で問題なのが手術費用。

 

初期中絶手術のほうが中期中絶よりは安いですが、それでもなかなかの高額です。

 

 

今回は

    • 初期中絶手術の費用の相場
    • 費用が用意できない場合の対処法
    • 中期中絶になる前にお金の工面を

をまとめています。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

 

初期中絶手術の費用の相場

妊娠初期中絶手術の場合、費用の相場は7~15万円といわれています。

 

病院によって費用は異なるので、最安値で7万円といったところでしょうか。

 

いろんな病院のサイトを見た感じだと、平均は10万円前後かなという感じです。

 

 

 

ちなみに中絶費用は週数によって金額が変わります。

 

12週目以降の中期中絶だと値段が倍以上になってくるので、そこは注意してください。

 

あとになればなるほど高額になりますし、手術の際の体へのリスクも高くなります。

 

 

ちなみに私の場合は、11週目の終わりに初期中絶手術をして12万円だったと思います。

(もしかしたら13万だったかもしれません、記憶が曖昧で申し訳ないです)

 

 

 

初期中絶手術にかかる費用は10万円前後。

 

ですが、手術費用以外にも

    • 初診
    • 血液検査
    • 内診検査

で合計1~3万円ほどかかります。

 

余裕をもって15万円ほどあれば大丈夫、と考えておきましょう。

 

健康保険は適用できる?

中絶手術は保険適用外となるので、健康保険は使えません。

 

全額自己負担となります。

 

 

 

ただ、性犯罪が原因による妊娠での中絶の場合は、手術費用の一部または全部を負担してもらえます。

 

「犯罪被害者に対する公費支出制度」というものがあるので、そういうケースの場合はこちらを利用してください。

 

 

 

繰り返しになりますが、中絶手術は保険適用外なので全額自己負担になります。

 

なので高額すぎて払えない…という若い女性も多いです。

 

 

 

初期中絶手術の費用が払えないときは

妊娠初期中絶費用が払えない…という場合は、以下のような対処法があります。

 

    • 親に相談する
    • クレジットカードで払う
    • 分割払いができる病院に行く
    • カードローンでお金を借りる

 

おすすめな順に並べました。

 

一つずつ紹介していきます。

 

 

 

・親に相談する

 

中絶費用が用意できない場合、まずは1人で悩まずに親に相談してください。

 

未成年ならなおさら絶対に、です。

 

 

初期中絶費用は中期中絶と比べて安いとはいえ、高額なことに変わりはありません。

 

未成年が1人で払うのはなかなか難しいです。

 

親からしたら、中絶することを隠して1人で悩まれるほうがショックです。

ちゃんと相談してください。

 

 

「うちの家はお金ないし…」という人もです。

 

そういう場合でも、親はなんとかしようと頑張ってくれます。

 

周りの人に掛け合ってお金を借りてきてくれるかもしれません。

 

 

親は、子供が困ったときにはちゃんと助けてくれます。

 

1人で抱え込まないでください。

 

 

 

 

もし、成人している場合。

 

成人してるのに親に頼るなんて…と思うかもしれません。

 

 

ですが、お金がないならまずは素直に親に言ったほうがいいです。

 

いきなり10万円前後の金額を払ったら生活に困る…という状況なら、親に頼りましょう。

 

いったん親に立て替えてもらって、それを毎月分割で返していくという方法もありますよ。

 

 

どちらにせよ、中絶費用が払えないならまずは親に相談するべきです。

 

 

 

 

・クレジットカードで払う

 

クレジットカードに対応している病院なら、カードでの支払いがおすすめです。

 

 

ただ、病院だと分割払いに対応してないこともあります。

 

その場合は決済後に自分で分割払いに変更する必要があります。

 

 

クレジットカードに対応してない病院もあるので、事前に聞いておきましょう。

 

 

 

 

・分割払いができる病院で手術する

 

中絶費用は高額なので、病院によっては分割払いにも対応しています。

 

ただ、支払回数が少ない・月々の支払額が高くなる場合もあります。

 

とはいえ、一度にお金を払えない場合には助かりますね。

 

 

一つ注意点がありますが、分割払いだけを病院選びの基準にしないことです。

 

中絶手術をする際の病院選びで大事なことは、病院の信頼性・衛生面・安全性です。

 

安さや分割払いだけで選ぶのではなく、丁寧な対応をしてくれる病院を選んでください。

 

 

 

 

・カードローンでお金を借りる

 

今まで紹介した方法が全てダメだったときの最終手段として、カードローンという手もあります。

 

ですが、基本的にはおすすめできません。

 

 

カードローンを安易に利用してしまうと、つい借り癖がついてしまって借金返済に苦しめられる人も多いです。

 

また、カードローンは利子もかなり高いです。

 

 

 

カードローンは20歳以上で安定した収入がある人なら借りれますし、審査もけっこうゆるいです。

 

ですが、できれば借りないほうがいいです。

 

誰にも頼れず、お金がどうやっても用意できないときの最終手段ぐらいに思っておきましょう。

 

 

中期中絶になる前にお金の工面を

初期中絶手術の費用が用意できないから手術が先延ばしになる…ということがないように、本当に気をつけてください。

 

お金の用意ができずに気づいたら12週目になって中期中絶扱い、ということもよくある話です。

 

 

 

中期中絶手術になると、初期中絶手術どころじゃない金額になります。

 

中絶後に死産届を出したり火葬したりと、手術以外でも大変なことがあります。

 

体への負担もすごく大きくなります。

 

手術費用が用意できないから…と先延ばしにしていたら、本当に大変なことになってしまいます。

 

 

 

お金が用意できないからという理由で、中絶手術を先延ばしにするのは本当によくないです。

 

中絶することをしっかりと決断できているのなら、なるべく初期中絶のリスクの少ない週数で手術するべきです。

 

 

お金のことは親に相談してみてください。

 

親に話せばなんとかしてくれる可能性は高いです。

 

もし私が中絶費用を用意できなかったら

私が初期中絶手術をしたときは、彼が手術費用や通院費など全額出してくれました。

 

しかし、もし私がお金の用意をできずにいるとしたらどうするかをお話します。

 

 

 

私が初期中絶手術をした病院は、

    • クレジットカード不可
    • 分割払い、後払い不可

という感じでした。

 

 

中絶費用は12万。(13万だったかも)

 

これを自分で用意できない場合、私なら親にお金を貸してほしいと頼みます。

 

 

 

私の実家は裕福ではありませんし、いきなり現金で12、3万出してというのは現実的にかなり困るはずです。

 

ですが、私が仮でこの話をしたら親は「そんなのなんとかお金集めて出すわ」と言ってくれました。

 

親はそういうものなんだと思います。

 

 

親になるべく迷惑をかけたくない…という人も多いと思います。

 

ですが、本当にどうしようもない場合は頼ってください。

 

 

 

 

中絶費用が払えなくて、どう考えても用意できない…

 

このままだと週数ばかりが進んでいく…

 

 

そんな場合は、ちゃんと親に相談してみてください。

 

ただでさえ心も体も疲れているので、あまり1人で抱え込まないようにしてほしいです。

 

 

 

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妊娠初期中絶手術

初期中絶手術はいつからできる?【ベストな週数とリスクの高い週数】

読了までの目安時間:約 7分

 

初期中絶手術はいつからできる?

早く手術するほうがいい?

 

一番リスクが低い週数があれば知りたい。

 

今回は

    • 初期中絶手術がいつからできるか
    • 初期中絶手術のベストな週数

をまとめています。

 

 

ちなみに私は初期中絶ギリギリの週数で手術しました。

 

それがよくないこともまとめています。

 

 

初期中絶手術はいつからできる?

妊娠初期中絶手術は、妊娠4週目からできるようになっています。

 

ただ、4~5週目での初期中絶手術はおすすめできません。

 

 

妊娠4~5週目では、まだ子宮頸管がとても硬い状態です。

 

硬いのがよくない理由は、手術のときに子宮頸管を拡張するのが困難になるからです。

 

これを無理に操作してしまうと、頸管裂傷のリスクもあります。

 

 

また、妊娠4~5週目では子宮もまだ小さく、子宮内容物が残ってないかを確認しづらいです。

 

なので、4~5週目はリスクが高いといわれています。

 

 

 

初期中絶手術は、すぐにすればいいというものでもないです。

 

焦って4週目とかで中絶するのはやめたほうがいいです。

 

 

 

初期中絶手術はいつするのがベスト?

妊娠初期中絶手術をするベストな週数は6~9週目です。

 

これぐらいになると子宮頸管が柔らかくなってきて、子宮も大きくなってきます。

 

 

中絶手術をする時点で、少なからずリスクはあります。

 

6~9週目だから100%大丈夫、というわけではありません。

 

ですが、他の週数で手術するよりははるかにリスクが低いです。

 

 

 

初期中絶手術をするなら、6~9週目が一番体への負担が少ないといえます。

 

ただ、中絶手術をするまでに検査・通院も必要になってきます。

 

期間には余裕をもって病院に相談することをおすすめします。

 

 

 

初期中絶手術は遅すぎはNG

早すぎるのもよくないですが、遅すぎるのはもっとよくないです。

 

10週目以降の初期中絶手術は、体への負担が大きくなります。

 

 

妊娠10週目を超えると、胎児が大きくなってきます。

 

すると手術は難しくなってきて、そのぶん体への負担も大きくなります。

 

 

 

ちなみに妊娠12週目以降は中期中絶になり、薬で人工的に陣痛を起こして流産させる中絶方法になります。

 

このことからも、初期中絶手術ギリギリの週数での中絶がリスクが高いことはわかってもらえると思います。

 

 

 

中絶手術するべきか産むべきか…なかなか答えが出せない人もいると思います。

 

 

ですが、本当に11週目ギリギリまで悩むのはやめるべきです。

 

遅くても9週目までには手術ができるように、ちゃんと期間を決めて考えてください。

 

 

 

私は11週目の終わりで中絶しました

ここまで言うのは、私が11週目の終わりで初期中絶手術をしたからです。

 

 

中絶することを産婦人科に伝えたのが、11週目の始め。

 

その後、手術までに一週間かかりました。

 

 

中絶を決めたからといって「すぐに今日手術します」というものではないです。

 

診察・前処置などで、一週間ぐらいかかると見ておいたほうがいいです。

 

 

このあたりは病院によって変わると思います。

 

ですが、期間は余裕をもって考えていたほうがいいです。

 

 

手術までの流れが早く進んだ場合は6~9週目で頼めばいいので、特に問題はないです。

 

ですが思ったより遅くなって12週目に突入してしまったら、中期中絶になるので体への負担も大きくなります。

 

 

11週目の終わりでの初期中絶手術も、赤ちゃんが大きくなっているので負担が大きいです。

 

わざわざ自分からリスクを上げるようなことはしないべきです。

 

 

 

私の場合、急いで病院とコンタクトを取ってもらって11週目の終わりでの手術です。

 

ここまでギリギリで初期中絶するのは、本当におすすめできません。

 

 

 

 

中絶するかしないかの決断は、なかなかしにくいと思います。

 

とても大事な選択なので、後悔のないようにじっくり考えてほしいです。

 

 

 

ですが、中絶するにしても妊娠9週目までに手術ができるように。

 

これは頭に入れておいてほしいです。

 

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妊娠初期中絶手術

初期中絶手術は親に隠せる?言うべき?【親に打ち明けたときの反応】

読了までの目安時間:約 14分

 

 

初期中絶手術をすることになったけど、親に言いづらい。

 

親に言わずに中絶手術をすることは可能?

 

一般的には、親には中絶手術をすることは言うべき?

 

 

妊娠・中絶はディープな話題なので、親に言いづらい人も多いかと思います。

 

 

今回は

    • 初期中絶は親にバレずに終わらせれるか
    • 初期中絶することを親に言うべきな理由
    • 親に妊娠・中絶を打ち明けたときの反応

をまとめました。

 

 

 

私は親に言ってから中絶手術をしています。

 

そのときの、実際の親の反応も伝えれればと思います。

 

妊娠・中絶のことを親に言えずに悩んでいる人の参考になれば幸いです。

 

 

初期中絶は親にバレずに終わらせれる?

20歳以上で、妊娠11週目までの初期中絶なら、親にばれずに中絶手術を受けることは可能です。

 

20歳以上なら、親の同意なしで初期中絶手術できるようになっているんですね。

 

また、妊娠初期なら体の変化もあまりないので、実家住みだとしても親にばれにくいです。

 

 

妊娠12週目以降の中期中絶の段階になってしまうと、お腹が大きくなってきたり死産届が必要だったりと、親にばれやすくなります。

 

これに対し、初期中絶手術の段階では、まだそこまで体の変化はないです。

 

 

妊娠初期段階での、体に現れるおもな変化は以下のとおり。

    • つわり
    • 胸の張り
    • 食の好みの変化
    • 食欲の変化

 

 

この中で胸の張りに関しては、服を脱ぐと明らかに見てわかるぐらい変化がありました。

(1カップ以上サイズアップした感覚があった)

 

それ以外は見た目にはわからないので、つわりがひどくなければ親にはバレにくいと考えられます。

 

 

結論だけを言えば、初期中絶の段階なら親にばれずに中絶手術をすることは可能。

 

ですが、個人的には親に内緒で中絶手術をするのはあまりおすすめできません。

 

理由に関しては後述します。

 

 

初期中絶手術で親の同意がいる場合

ちなみに20歳未満(未成年)の場合は、初期中絶をする際に親の同意書が必要になることが多いです。

 

 

法律上では、中絶において保護者・親の同意は不要となっています。

 

ですが、実際ほとんどの病院では、未成年の中絶手術の場合は親の同意を求めます。

 

 

いくら初期中絶とはいえ、手術には少なからずリスクが伴います。

 

手術中・手術後にもしものことが起きた場合、未成年では対応できないことも多いです。

 

なので、親の同意なしに未成年の中絶手術は行わない病院がほとんどです。

 

 

20歳未満で中絶手術をする場合、基本的に親の同意がいると思っていたほうがいいです。

 

 

初期中絶することを親に言うべきな理由

未成年でなければ、親に内緒で中絶手術を受けることは可能です。

 

ですが、基本的には中絶手術をすることは親に言ったほうがいいと思います。

 

    • 万が一の場合に対応しやすい
    • 初期中絶後の安静期間でゆっくり休める
    • 金銭的な不安の相談ができる
    • 彼と連絡がつかなくなった場合は必ず相談を

 

順番に解説していきます。

 

 

 

・万が一の場合に対応しやすい

 

基本的には心配いらないですが、万が一手術による後遺症・合併症が起きてしまった場合、親も一緒に対応してくれたほうが心強いです。

 

 

 

・初期中絶後の安静期間でゆっくり休める

 

初期中絶手術後は、少なくとも2~3日は家で安静にしてゆっくり休むほうがいいです。

 

ですが、親に内緒で手術をしていたら、隠すためにいつもどおりの生活をしがちですよね。

 

手術直後に安静にせず、普段と変わらない生活をしていると、

    • 出血が増える
    • 体の回復が遅くなる
    • 感染症

などのリスクが上がります。

 

中絶後の安静期間の過ごし方はかなり重要なので、親にちゃんと伝えてゆっくり休むほうがいいです。

 

妊娠初期中絶手術後の安静期間・過ごし方について

 

 

 

・金銭的な不安がある場合は親に言ったほうがいい

 

妊娠初期中絶手術でかかる費用は10万円前後

 

「手術代を用意できない…」と、お金の工面に困る若い人が多いのが現状です。

 

こういった場合は自分だけで抱え込まず、まずは親に相談してみたほうがいいです。

 

 

中絶手術をする前は不安になることが多く、ただでさえ気分が落ち込みやすいです。

 

そんなときにお金のことまで自分だけで抱え込むのは、精神的な負担が大きすぎます。

 

 

 

・パートナーと連絡が取れなくなった場合は親に言うべき

 

妊娠・中絶の話をした途端に、彼氏と連絡がつかなくなる…というのもよく聞く話。

 

この場合、親にも内緒で自分だけでなんとかお金も用意して中絶をするという女性も多いです。

 

 

こういったケースの場合は、親に中絶を考えていることを言うべきです。

 

親もなんとかしてくれるかもしれないし、そのようなケースで1人で抱え込むのは精神的負担が大きすぎます。

 

 

親に言うことで

    • 怒られる
    • 関係に溝ができる

 

などの心配もあると思いますが、親からすれば娘が1人で抱え込んで中絶しようとしているほうがつらいです。

 

 

また、パートナーが音信不通になるというのは本当に最低です。

 

親にちゃんと話して、パートナーにもそれなりの対応をしたほうがいいです。

 

 

基本的には親にちゃんと伝えたほうがいい

「不安で誰にも相談できない…」と思うなら、なおさら親には話したほうがいいです。

 

 

誰にも相談できないぐらい悩んでいるというのは、かなりつらい状況だと思います。

 

そんなときに1人で悩み続けるのはよくないので、親に相談するべきです。

 

 

 

中絶手術のことを考えると不安になるのは、みんな同じ。

 

精神的なダメージもあるし、中絶前から気持ちが落ち込んでしまう人も多いです。

 

そんなときだからこそ、親に相談して、頼っていいと思います。

 

 

親に妊娠・中絶のことを言うのは勇気がいることかもしれないです。

ですが、親からしたら絶対に言ってほしいと思います。

 

1人で悩んで苦しんで黙って中絶するのは、親からしたらとても悲しいことです。

 

 

中絶することを親に伝えるのに抵抗のある人は多いと思います。

 

しかし、自分より長く生きているからこそ頼りになるし、いい助言がもらえるかもしれないです。

 

 

自分を産んでいる親だからこそ、妊娠・出産の話も聞けます。

 

そういった話を聞くことで、中絶に関しても考えが変わるかもしれません。

 

基本的には親にはちゃんと話すことをおすすめします。

 

 

 

親に妊娠・中絶を打ち明けたときの反応

私は親に妊娠・中絶ともに打ち明けています。

 

そのときの親の反応をまとめてみました。

 

親に話すべきか悩んでいる人の参考になれば幸いです。

 

 

 

・親に妊娠を打ち明けたときの反応

 

親は以前に彼とも会ったことがあったため、産むことを前提に考えていました。

 

出産後の話や、赤ちゃんを育てるのがいかに大変かも聞きました。

 

私はおそらく中絶することになると思っていたので、そのテンションの差がつらかったですね。

 

 

ですが、出産・子育ての話を聞けたのはすごくよかったです。

 

子供ができるということに関して、考えが甘い自分にも気付かされました。

 

 

 

 

・親に中絶することを打ち明けたときの反応

 

彼に対してとても怒っていました。

 

赤ちゃんの命を絶つことに関しても怒っていました。

 

 

しかし、「病院についていこうか?」と言ってくれました。

 

彼が全部付き添いしてくれたので親には来てもらってないですが、嬉しかったです。

 

 

また、手術の前処置・手術後の夜など電話をしてくれていました。

 

体の心配、ネットで調べた中絶後の注意点なども伝えてくれたので心強かったです。

 

そのような精神面でのサポートもあったので、中絶することを打ち明けてよかったと思っています。

 

 

 

中絶後しばらくしてからは親に責められたりもして、つらいことは多かったです。

 

ですが、結果的には妊娠・中絶のことを打ち明けてよかったと思います。

 

 

ちゃんと親に伝えることで、子供を育てることの大変さも知れました。

 

これは、実際に妊娠してから聞いたからこそ、響いた内容でした。

 

 

また、親のサポートも本当にありがたかったです。

 

これがなかったら、もっと中絶手術に対する不安も大きかったと思います。

 

 

 

あくまで私の意見ですが、中絶手術をすることはちゃんと親に言ったほうがいいと思います。

 

サポート面はもちろんのことですが、親からすれば自分の娘が何も言わずに1人で悩み苦しんで中絶手術をすることは本当に悲しいことです。

 

 

「1人で悩むぐらいなら相談してほしい」と、ほとんどの親は思っています。

 

1人で抱え込まずに打ち明けてみてください。

 

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妊娠初期中絶手術

妊娠初期中絶手術で赤ちゃんは痛みを感じる?手術後はどうなる?

読了までの目安時間:約 9分

 

初期中絶手術をしようか悩んでいる人の中には、手術の際に赤ちゃんに痛みがあるのか気になる人もいると思います。

 

私も手術をする前にそのようなことを気にしていたので、今回はそのような疑問についてまとめてみました。

 

同じことを疑問に思っている人の参考になれば幸いです。

 

 

初期中絶手術のときの赤ちゃんの痛みについて

いろいろと調べた結果、初期中絶手術の段階ではまだ赤ちゃんに痛覚はないとのことです。

 

なので、お腹の中の赤ちゃんには痛みがないといわれています。

 

 

私自身、中絶をするか悩んでいるときに初期中絶についてたくさん調べました。

 

その中で中絶の際の赤ちゃんの痛みについて書かれている記事もありました。

 

痛みはない、とのことでしたが…初期中絶の場合、赤ちゃんは体をバラバラにされます。

 

「それって本当に痛くないの…?」と思いました。

 

 

痛覚はない、とはいわれていても実際の赤ちゃんのことって誰にもわからないですよね。

 

普通に考えたら生きているまま体をバラバラにされるなんて…痛いに決まってると思ってしまいます。

 

 

一般的には、初期中絶の段階ではお腹の中の赤ちゃんに痛みはないといわれています。

 

ただ、お腹の中の赤ちゃんは器具で体をバラバラにされます。

 

それは果たして本当に全く痛くないのでしょうか?

 

 

初期中絶手術を受ける張本人は全身麻酔で眠っているので、何もわからないうちに手術は終わっています。

 

それと同じように赤ちゃんも何もわからないまま、痛みを一切感じずに処理されるのでしょうか?

 

私は正直疑問に思ってしまいます。

 

 

初期中絶手術後、赤ちゃんはどうなるのか

初期中絶手術後、赤ちゃんは廃棄物として病院側で処理されます。

 

これに関してはこちらの記事で詳しく書いています。

妊娠初期中絶手術後、赤ちゃんは火葬される?【どう扱われるのか】

 

 

妊娠12週目から(中期中絶)は死産届を出さなくてはいけない決まりですが、11週目まではその必要がないんです。

もちろん火葬なども必要ありません。

 

 

日本の法律では初期中絶と中期中絶で赤ちゃんの扱いが大きく変わります。

 

これは法律で定められていることなので何もいえませんが…同じ命なのにかたやゴミとして扱われるなんて…と思ってしまいます。

 

 

 

私の場合、11週目の終わりに初期中絶をしたので余計にその思いが強いです。

 

あと1日遅ければ12週になっていたので、本当にギリギリの状態で初期中絶手術をしています。

 

本当に赤ちゃんに痛みはなかったのか?という思いはあります。

 

中期中絶とほぼ変わらないような状態の赤ちゃんを初期中絶でバラバラにしてしまった…ということも何度も考えました。

 

 

 

ただ、そうさせたのも自分の選択です。

 

そんなギリギリの状態まで答えを出せなかったのは自分にも責任があります。

 

なので、これに関しては受け止めるしかないと思っています。

 

 

そして、今このブログを読んでいるあなたが初期中絶しようかまだ悩んでいるなら、たくさん話し合ってください。

 

たくさん考えて話し合った末に中絶をするのなら、初期中絶手術ができるギリギリまで答えを先延ばしにすることはやめてほしいです。

 

 

これは赤ちゃんのためでもありますし、自分の体のためでもあります。

 

ギリギリの週数で初期中絶をするのは体へのリスクも大きくなります。

 

それに関してはこちらの記事を見てください。

初期中絶手術のリスクについて【中絶をして3年が経ちました】

 

 

 

初期中絶手術前にもう一度考えてみてほしいこと

いま初期中絶手術をするか悩んでいる人は、本当に中絶するべきかもう一度考えてみてください。

 

というのも、お腹の中の赤ちゃんの痛みを気にするのは愛情がある証拠だと思うんです。

 

自分のお腹の中の命に対して愛情があるからこそ、中絶することに申し訳ない気持ちもあるし赤ちゃんが痛くないかを気にするんではないでしょうか?

 

 

 

少なくとも私はそうでした。

 

もともと母性はあまりないほうでしたし、今まで子供が欲しいと強く思ったことはありませんでした。

 

でも妊娠してから自分のお腹の中の命を愛おしいと思ったし、産みたいと思いました。

 

 

しかし、現実的に考えておそらく中絶という決断をすることになるんだろうな…という予感も最初からしていました。

 

それは話し合っていた一ヶ月間の彼の言葉や態度から感じていたのですが、それでも毎日産みたいと言おうか葛藤していました。

 

出産に関してのことと中絶に関してのこと、両方の内容を毎日ネットで調べていました。

 

 

これはあくまで私の場合ですが、お腹の中の命に対して愛情があり産みたかったにも関わらず中絶をしてしまったことを本当に後悔しています。

 

中絶後、精神的に不安定になった期間もすごく長かったです。

 

 

 

だからこそ、中絶をするべきかもう一度考えてみてほしいです。

 

何度も考えてみて、話し合って、それでも中絶という決断をするのなら仕方ないと思います。

 

ただ、自分自身が納得できてない・気持ちを言えてないのに中絶してしまうというのは避けてほしいなと思います。

 

そう思うのは、私がその状態で中絶をして本当に後悔しているからです。

 

 

 

この内容は過去記事でもさんざん書いていますが、このブログを読んだ人には後悔するような選択をできるだけしないでほしいなと思うので、たびたびこの内容を書いています。

 

 

中絶を絶対にするな!というわけではないです。

 

やむを得ず中絶をしないといけない状況というのもあると思います。

 

ただ、自分が本当はどうしたいのか?赤ちゃんに対してどう思っているのか?

 

その気持ちと向き合って、話し合ってほしいなと思います。

 

 

後悔のない選択をしてほしいです。

 

 

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妊娠初期中絶手術

初期中絶手術のリスクについて【中絶をして3年が経ちました】

読了までの目安時間:約 12分

 

妊娠初期中絶手術をする上で、少なからずリスクがあります。

 

今回は一般的にいわれている手術のリスクについてまとめました。

 

 

また、実際に中絶を経験して手術だけでなく精神的な面でのリスクも感じたのでそちらについてもまとめています。

 

初期中絶手術をしようか悩んでいる人の参考になれば幸いです。

 

 

妊娠初期中絶手術のリスク

妊娠初期中絶手術のリスクとしては妊娠しにくくなる・麻酔のトラブルなどが挙げられます。

 

実際に心配しているようなことが起こる可能性は少ないですが、できるだけリスクが少ない時期に手術を受けたほうがいいです。

 

 

初期中絶の場合、妊娠6~9週目が一番リスクが低いといわれています。

 

赤ちゃんが小さすぎても大きすぎても手術しにくくなるようです。

 

ちなみに10週をすぎるとリスクが高くなるので、初期中絶ができるギリギリの11週目まで待つことはおすすめできません。

 

 

ギリギリでの初期中絶手術は体への負担も大きくなるといわれています。

 

リスクを気にするなら、ギリギリでの初期中絶は本当にやめておいたほうがいいです。

 

 

初期中絶手術で失敗することはまれですが、妊娠しにくくなることがあるようです。

 

これに関しては医師の腕によると思うので…信頼できる病院を選ぶようにしてください。

 

手術を受ける病院について疑問や不安な点があれば納得いくまで質問・相談したほうがいいです。

 

個人的には「この病院大丈夫かな…」と少しでも不安を覚えるようだったら、他の病院にしたほうがいいと思います。

 

 

また、麻酔のトラブルもあるようですが…もともと麻酔が効きにくい人でなければあまり心配しなくて大丈夫です。

 

当たり前のことですが、手術前日にお酒を飲むなどはしないようにしましょう。

 

病院側から定められた食事時間もきちんと守ることが大切です。

 

普段服用している薬がある人は事前に相談しておくようにしましょう。

 

 

初期中絶手術にはリスクがあるとはいえ、手術を経験した感想としては基本的なことをきちんと守っていれば、そこまで心配しなくて大丈夫だと思います。

 

  • 中絶するなら妊娠6~9週目
  • 信頼できる病院を選ぶ
  • 手術前の食事など医師の指示はきちんと守る

 

これらがちゃんとできていれば、まず大丈夫です。

 

 

10週目以降だとそんなにやばい?

中絶手術を決断してからすぐに手術ができるものではないので、ギリギリでの初期中絶手術はおすすめできません。

 

中絶を決断→手術までに、手術含め3回は病院に行く必要があります。

 

また、病院によっては空き状況が…ということも考えられるので手術をするまでの期間には余裕をもっていたほうがいいです。

 

 

私の場合、妊娠11週目の終わりで初期中絶手術をしました。

本当にギリギリだったので以下の流れでした。

 

中絶を決断

病院を紹介される

2日後に診察

次の週の始めに病院で前処置

次の日に手術

 

中絶を決断してから産婦人科に行って、ちょうど一週間後に手術をしました。

 

決断したのが11週目の始めで、手術を受けたのが11週目終わりですね。

 

 

中絶を決断したからといって、即日or次の日に手術できるものではないので…本当にギリギリでの中絶はおすすめできません。

 

産婦人科の先生にも「もうギリギリだから急いで話を進めていきますね」と言われました。

しかし、急いで進めても1週間かかっています。

 

 

11週目終わりというと本当に初期中絶手術ができるギリギリなので、体への負担も大きくなります。

(12週目からは中期中絶になります)

 

もちろんリスクも上がるので、10週目以降での決断はおすすめできません。

 

6~9週目での初期中絶が一般的に勧められるのも納得…と思いました。

 

 

 

初期中絶手術の一番のリスクは精神面かもしれない

妊娠初期中絶手術の身体面でのリスクを説明しましたが、一番のリスクは精神面での変化かもしれません。

 

身体面でのリスクはきちんとした病院を選べばまず大丈夫ですが、精神的なダメージは自分が思っているより大きいし長引きます。

 

 

私の場合、手術を終えてすぐは不思議とすーっと気持ちが軽くなった感じだったんですが…日が経つにつれて罪悪感から精神的に不安定になっていきました。

 

 

毎日同じことばかり考えてしまい、

「なんで中絶してしまったんだろう」

「なんで彼に自分の意見を言えなかったんだろう…」

ということが頭の中でグルグル回っていました。

 

それが次第に、

「赤ちゃんももういないし死にたい…」

「なんで彼は産もうって言ってくれなかったんだろう…」

「なんでこんなギリギリで中絶しなきゃいけなかったんだろう…」

という考えになっていき、毎日泣いていました。

 

 

今考えてみれば、本当に自分勝手な考えなんですが…当時は毎日こんなことばかり思っては鬱になっていました。

 

 

・死にたい→自分で中絶しといて甘えたこと言うな

 

・なんで産もうって言ってくれなかった→自分から産みたいって一回も言ってないでしょ

 

・なんでこんなギリギリで中絶→自分の意見言わなかったからでは?

 

 

という、全部自分が気持ちを言わなかったことが原因じゃんって感じなんですが…。

 

こうなったのも自分の意見を言えずに中絶してしまったのが大きいと感じています。

 

 

たとえ自分の意見を全部伝えた上で中絶していたとしても罪悪感・後悔・悲しみは完全にはなくせないと思いますが、何も言わずに中絶したよりはマシだったんじゃないかな?と思います。

 

 

自分の意見を言えずに中絶してしまうと、そのぶん中絶後の精神的ダメージも大きくなってしまいます。

 

後悔のないように何度も話し合ってから中絶した人でも、多くの女性は中絶後に鬱っぽい状態になっています。

 

なので精神的なダメージは少なからずあるものと考えて、そのリスクを極力減らすためにも後悔のないようにきちんと何回も話し合ってほしいです。

 

つらいときは専門家に相談するのも有り

妊娠初期中絶手術後、精神的に不安定になって本当につらければ心療内科などに相談するのも有りだと思います。

 

中絶の心の痛みを誰かに話すことで、少しは楽になることもあります。

 

 

中絶したことで自分が受けた悲しみは、残念なことに彼氏に話しても理解できるものではありません。

 

やはり男性は自分の身に起きたことではないので、中絶に関して女性のような深い悲しみはないです。

 

これから前に進んでいこうという感じなので、ポジティブな言葉を投げ返されて逆に傷つくかもしれないです。

 

当時の私は「考えすぎだって!」「明るくいこう!」みたいに言われましたが…無神経と思ってしまいました。

 

 

 

それよりも専門家に相談して、ただ話を聞いてもらうほうが自分の心が楽になることが多いです。

 

当時の私は心療内科に行く気力すらなかったんですが…本当に毎日うつ状態で正常な思考ができないなら行くべきだと思います。

 

 

というのも、そういうときの悲しみって答えが欲しい・ポジティブを投げてほしいわけじゃないんですよね。

 

そうじゃなくて、悲しみに寄り添ってほしいと当時の私は思っていました。

 

 

ただ、それを彼氏に求めてしまったからダメだったわけです。

 

彼からすれば優しさでポジティブに言ってくれてたんだと思いますが、当時の私はそうとらえることができませんでした。

 

 

また、あまり自分の鬱な感情を話してしまうと、彼氏との関係性が悪くなってしまうこともあります。

 

そんなときに代わりに心療内科で自分の話を聞いてもらうのはいいことだと思います。

 

 

 

ひとつ、心療内科を利用する際の注意点としてはすぐに薬を処方しようとするところは気をつけたほうがいいです。

 

抗うつ薬を飲むと癖になってしまったり依存してしまったりで、気づいたら薬の量が増えてしまいがちです。

 

このあたりは心療内科によって方針が違うと思うので、あくまでもこちらが希望すれば薬を出すというスタンスのところを選んだほうがいいです。

 

 

鬱がひどすぎてどうにもならないときは心療内科も有りです。

 

心療内科っていうと行きづらいイメージがあるとは思いますが…行くことで心が楽になることもあるので一つの選択肢として考えておくといいです。

 

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