【経験談】妊娠初期中絶の痛みについてまとめました【正直痛い】
妊娠初期中絶手術を受ける前、手術時の痛みがどれほどのものなのかとても不安でした。
当時は中絶についてかなりたくさん調べました。
中絶手術の手順やリスク、実際の体験談など…調べれば調べるほどネガティブな情報が出てきて憂鬱になっていました。
特に手術の情報は読んでいるだけで気分が沈むような感じで…怖がらせることばかりあえて書いてるのかな?と思うぐらいでした。
ですが、正直ネットに書かれている情報ってちょっとオーバーなのかな、と感じました。
なので、今回は実際に自分が中絶手術を体験したときに感じた痛みを詳細にまとめてみました。
妊娠初期中絶の痛みのピークは2回ある
初期中絶手術を受けた際、これ本当に痛い!と思ったピークは、
- 前処置の際のラミナリア
- 手術後の子宮収縮剤
の2回ですね。
この2回以外は痛みは全くといっていいぐらいありません。
ネットでは手術時に麻酔が切れたとかいう体験談や手術が激痛とかいう体験談もありますが…麻酔が効いていれば寝ている間に全部終わっているので痛みはありません。
もちろん、ちゃんと麻酔が効くように前日の食事や水分補給などの指示はちゃんと守るのが大前提です。
間違っても、不安で仕方ないから前日寝る前にお酒飲もう!とかはやめてください。
麻酔が効かない可能性もあります。
ラミナリアの痛みについて
ラミナリアを入れた際の感想はこちらにまとめてあります。
▶妊娠初期中絶手術の前処置~ラミナリアの痛みはどれぐらい?~
ネットではラミナリアの痛みは相当やばい!激痛!みたいな感じで書かれていますが…普通に我慢できるぐらいのものなので安心してください。
叫ぶほど痛いとか思わず暴れてしまう痛さではないです。
ですが、痛みはあります。
上手く表現できないんですが、今まで感じたことのないタイプの痛みですね…ちょっと変な汗をかきそうになる感じです。
ですが、ラミナリアを全部入れてしまえば痛みは和らぎます。
入れたあとは鈍痛が軽くあるぐらいです。
手術後の子宮収縮剤の痛みについて
初期中絶手術自体の痛み・実際の感想についてはこちらにまとめてあります。
中絶手術が終わったら子宮をもとの状態に戻すために子宮収縮剤を投与するんですが…この痛みが相当ひどかったです。。
目が覚めたらもう子宮収縮剤を投与されていたようで、最初はぼーっとした感じでした。
そこからいきなり激しい腹痛が襲ってきて、痛い痛い痛い!って声に出るほどでした。。
たとえるなら食あたりのときのような腹痛のひどいバージョンで、無理!トイレ行きたい!って思う感じの痛みです。
ちょっと体を丸めてしまうような痛さで、しかも痛みの波が全然引かないという状態でしたね。。
痛すぎてナースコールを連打してしまうぐらいだったので…この痛みはなかなかひどいと思います。。
ですが、あまりにも痛みがひどいと看護婦さんが注射を打ってくれるのであまり不安にならなくても大丈夫です。
私の場合はリラックスできる注射しますねーと言われて、しばらくしたら眠くなって寝てました。
妊娠初期中絶手術後の痛みはそうでもない
初期中絶手術後の体の痛みは特にないかな、という感じです。
腰はちょっと痛くなりますが、生理のときの軽い痛みぐらいな感覚でそんなにつらくはありません。
中絶手術後の体の状態も特に問題なく、特に変な痛みはありません。
私の場合は後遺症として脚の付け根の痛みが残りましたが…これはあまり多くないケースだと思います。
そうならないための対策としては、中絶手術の麻酔の際に緊張してガチガチになりすぎないようにするしかないかな…という感じです。
ですが、この痛みも2~3年すればだいぶマシになるものなのでそこまで心配はいらないです。
また、生活に支障が出るほどの痛みでもありません。
妊娠初期中絶手術は痛いけど耐えれないほどではない
初期中絶手術で痛いポイントは2回ありますが、どちらも持続するものではなくそのときを乗り切れば大丈夫です。
手術後も特に問題はなく、運動などはできませんがすぐに普通の生活は送れます。
ですが、体の痛みより心の痛み・傷のほうが問題です。
中絶をしたことは一生忘れることはできないし、つらい気持ちもずっと残り続けます。
メンタルの状態は時間が少しずつ解決してくれますが…人によってはすごく時間がかかると思います。
私は中絶手術をしてから最初の一年間は本当にメンタルのひどい状態で、うつ病のような感じ・常に情緒不安定という感じでした。
手術が終わってしまえば体の痛みはなくなりますが、心の痛みは深く残ります。
中絶をすると自分の精神状態が悪い状態に変わるかもしれない、ということはちゃんと頭に入れておいてください。
実際、中絶後うつ病を発症する女性はとても多いようです。
不思議なことに今までの自分だったら平気だったことでも悲しくなったり不安になったり…すごく精神がもろくなってしまいます。
被害者意識を持ちやすくなってしまうんですかね、人との関係が上手く築けなくなっていました。
中絶手術をする前にしっかり考えてみてください。
産みたいけど自信がない…と思うならパートナーにその気持ちを伝えてちゃんと相談してみてください。
彼のことを考えておろそうと思っているけど本当は産みたいなら、その気持ちを正直に話してみたほうがいいです。
ちゃんと納得できるまで当人同士で話し合わないと、後悔はいつまでも残ってしまいます。
選ばなかった未来のことばかり想像してしまって、「あのとき気持ちを言えてたら産めてたかも」とずっと引きずってしまいます。
そうなってしまわないように、ちゃんと自分の気持ちに正直になってほしいです。
妊娠初期中絶手術の前処置~ラミナリアの痛みはどれぐらい?~
妊娠初期中絶手術では、前日に前処置でラミナリアという器具を挿入します。
ラミナリアは海藻でできた棒状のもので、子宮口に入れると中で広がって、中絶手術をできる広さまで子宮口をあけることができます。
子宮口をある程度まで広げないと中絶手術ができないので何本か挿入するのですが、これがけっこう痛いです…。
ピンポイントで鋭い痛みがくる感じなので、痛みに弱い人だと少ししんどいかもしれません。
ですが、中絶される赤ちゃんはもっとつらいです…。
そう考えたらラミナリアの痛みなんて大したことはないです。
耐えれないほどの痛みではない
ネットや知恵袋でもラミナリアによる前処置の痛みについてはいろいろと書かれていますが、耐えられないような痛みではありませんでした。
私がネットで調べたときは、
- 痛すぎて失神した
- 痛くてラミナリアを入れれなかった
- 激痛で涙が出た
- 痛くて暴れてしまって看護婦さんに押さえられた
など書いてあったので、どれだけ痛いんだ…とビビっていましたが。。
実際は痛いけど我慢できるぐらいだったので、あまり怖がりすぎないほうがいいかもしれないですね。
変に体に力が入ってしまうと前処置もしづらくなってしまいます。
精神的なダメージもあるので難しいかもしれませんが、できるだけリラックスして体の力を抜いたほうがいいです。
ちなみにラミナリアが入ると何だか下半身に違和感があります。
異物感があって歩きづらいというか、、変な感じです。
でも前処置が終わってしまえば、痛みはほとんどないので安心してください。
(個人差はあるようですが、私の場合は軽い生理痛のような鈍痛が続く感じでした)
前処置自体も、特に問題がなければ5分程度で終わります。
あまり不安になりすぎないで大丈夫ですよ。