初期中絶 経験者

初期中絶経験者のブログ〜私の体験談と中絶してからの日々〜

初期中絶手術後は妊娠しにくくなる?【中絶後に気をつけるのが大事】

読了までの目安時間:約 7分

 

初期中絶手術をしたら妊娠しにくくなるって本当?

 

将来的に子供が欲しいから、中絶しても妊娠できるのか知りたい。

 

初期中絶手術をする上で気になるのが、その後ちゃんと妊娠できるか。

私も中絶する前はすごく気にしていて、たくさん調べました。

 

 

今回は

    • 初期中絶手術後は妊娠しにくくなる?
    • 初期中絶後にまた妊娠したいなら

をまとめました。

 

 

中絶後、将来的には子供が欲しい人の参考になれば幸いです。

 

 

初期中絶手術後は妊娠しにくくなる?

一度中絶すると妊娠しにくくなるという噂もありますが、手術の処置がきちんとできていれば不妊症はあまり心配しなくても大丈夫です。

 

中絶手術を経験しても、その後妊娠して子供を産んでいる女性はたくさんいます。

 

 

手術後に感染症になったり、子宮を傷つけてしまうようなことがなければ妊娠しにくくなる心配はほとんどありません。

ただ、医師の技術不足や雑な手術で子宮が傷ついてしまうこともあるので、初期中絶手術に慣れている医師・丁寧な対応の病院を選ぶようにしてください。

 

 

また、感染症を防ぐには中絶後の過ごし方も大事になってきます。

決して無理はせずに、安静に体と心を休めてあげてください。

 

妊娠初期中絶手術後の安静期間・過ごし方について

 

 

 

きちんとした病院を選び、術後もちゃんと安静にしていれば、初期中絶後に妊娠しにくくなる心配はあまりしなくて大丈夫です。

 

 

しかし、何度も中絶手術を繰り返していると妊娠しにくくなることはあるので気をつけてください。

 

中絶を経験したのに、そこから避妊をちゃんとせず妊娠→中絶を繰り返すのは理解に苦しみますが…。

 

 

初期中絶後にまた妊娠したいなら

初期中絶手術後また改めて妊娠したいなら、きちんと避妊をすることが大事です。

 

中絶手術を繰り返していると妊娠しにくくなる確率は上がるので、同じことを繰り返さないためにも本当に子供を作ると決めるまで望まない妊娠は避けるべきです。

 

 

中絶手術は何度もするものではありません。

ゆくゆくは子供が欲しいと思っているならなおさらです。

 

なので「また中絶しないと…」とならないためにも、きちんと避妊をしてください。

 

 

避妊方法として一般的なのは避妊具ですが、個人的にはピルとの併用をおすすめします。

 

避妊具は男性主体の避妊なので、万が一のことがあります。

ですが、ピルとの併用ならほぼ100%避妊することができます。

 

 

一度の初期中絶手術で妊娠できなくなることはほぼありません。

 

ゆくゆくは妊娠したいなら、その日のために同じ過ちを犯さないようにきちんと避妊をしましょう。

 

私は3年間ピルを飲んでいます

私はいつか結婚したら子供を産みたいと思っているので、それまでは確実に避妊するためにピルを飲んでいます。

 

避妊具だけでの避妊は失敗もあるし、もしまた中絶しないといけなくなったら…と思うと、より確実な避妊方法を選ぶべきだと考えています。

 

 

 

避妊具は男性が拒否することもあるかもしれないし、失敗することもあります。

 

私の知人で、避妊具の使用で失敗して1回で妊娠した人もいます。

破れていたわけでないらしいですが、こういうことが起こる可能性もあります。

 

今のパートナーと子供を作ると決めているならいいですが、そうではない場合はより失敗の少ない避妊方法を選んだほうがいいです。

 

 

また、私が過去に付き合った男性の中にはこちらが頼んでも避妊をせず強引にしてくるような人もいました。

私はピルを飲んでいるのでまだよかったですが、最低な男だと思いすぐに別れました。

 

このような男性もいるので、望まない妊娠をしたくない・中絶を何度も繰り返したくないならピルを飲んだほうがいいです。

 

そして、本当に子供を作ろうと思ったときにピルをやめて妊活をするのがベストです。

 

 

 

 

一度中絶している女性は、とくに避妊について真剣に考えるべきです。

 

一度でもつらいことなのに、何度も経験することではありません。

 

 

 

私はピルを飲んで3年になりますが、避妊に失敗したことはありません。

出血する日もきっちり決まるので、生理周期が安定しない人にもおすすめです。

 

 

ピルを飲んでいると副作用が出ることもありますが、合わない場合は種類を変えることで解消されることが多いです。

ピルはずっと飲んでいるので、また別記事で詳しくまとめます。

 

 

 

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妊娠初期中絶手術

初期中絶手術のリスクについて【中絶をして3年が経ちました】

読了までの目安時間:約 12分

 

妊娠初期中絶手術をする上で、少なからずリスクがあります。

 

今回は一般的にいわれている手術のリスクについてまとめました。

 

 

また、実際に中絶を経験して手術だけでなく精神的な面でのリスクも感じたのでそちらについてもまとめています。

 

初期中絶手術をしようか悩んでいる人の参考になれば幸いです。

 

 

妊娠初期中絶手術のリスク

妊娠初期中絶手術のリスクとしては妊娠しにくくなる・麻酔のトラブルなどが挙げられます。

 

実際に心配しているようなことが起こる可能性は少ないですが、できるだけリスクが少ない時期に手術を受けたほうがいいです。

 

 

初期中絶の場合、妊娠6~9週目が一番リスクが低いといわれています。

 

赤ちゃんが小さすぎても大きすぎても手術しにくくなるようです。

 

ちなみに10週をすぎるとリスクが高くなるので、初期中絶ができるギリギリの11週目まで待つことはおすすめできません。

 

 

ギリギリでの初期中絶手術は体への負担も大きくなるといわれています。

 

リスクを気にするなら、ギリギリでの初期中絶は本当にやめておいたほうがいいです。

 

 

初期中絶手術で失敗することはまれですが、妊娠しにくくなることがあるようです。

 

これに関しては医師の腕によると思うので…信頼できる病院を選ぶようにしてください。

 

手術を受ける病院について疑問や不安な点があれば納得いくまで質問・相談したほうがいいです。

 

個人的には「この病院大丈夫かな…」と少しでも不安を覚えるようだったら、他の病院にしたほうがいいと思います。

 

 

また、麻酔のトラブルもあるようですが…もともと麻酔が効きにくい人でなければあまり心配しなくて大丈夫です。

 

当たり前のことですが、手術前日にお酒を飲むなどはしないようにしましょう。

 

病院側から定められた食事時間もきちんと守ることが大切です。

 

普段服用している薬がある人は事前に相談しておくようにしましょう。

 

 

初期中絶手術にはリスクがあるとはいえ、手術を経験した感想としては基本的なことをきちんと守っていれば、そこまで心配しなくて大丈夫だと思います。

 

  • 中絶するなら妊娠6~9週目
  • 信頼できる病院を選ぶ
  • 手術前の食事など医師の指示はきちんと守る

 

これらがちゃんとできていれば、まず大丈夫です。

 

 

10週目以降だとそんなにやばい?

中絶手術を決断してからすぐに手術ができるものではないので、ギリギリでの初期中絶手術はおすすめできません。

 

中絶を決断→手術までに、手術含め3回は病院に行く必要があります。

 

また、病院によっては空き状況が…ということも考えられるので手術をするまでの期間には余裕をもっていたほうがいいです。

 

 

私の場合、妊娠11週目の終わりで初期中絶手術をしました。

本当にギリギリだったので以下の流れでした。

 

中絶を決断

病院を紹介される

2日後に診察

次の週の始めに病院で前処置

次の日に手術

 

中絶を決断してから産婦人科に行って、ちょうど一週間後に手術をしました。

 

決断したのが11週目の始めで、手術を受けたのが11週目終わりですね。

 

 

中絶を決断したからといって、即日or次の日に手術できるものではないので…本当にギリギリでの中絶はおすすめできません。

 

産婦人科の先生にも「もうギリギリだから急いで話を進めていきますね」と言われました。

しかし、急いで進めても1週間かかっています。

 

 

11週目終わりというと本当に初期中絶手術ができるギリギリなので、体への負担も大きくなります。

(12週目からは中期中絶になります)

 

もちろんリスクも上がるので、10週目以降での決断はおすすめできません。

 

6~9週目での初期中絶が一般的に勧められるのも納得…と思いました。

 

 

 

初期中絶手術の一番のリスクは精神面かもしれない

妊娠初期中絶手術の身体面でのリスクを説明しましたが、一番のリスクは精神面での変化かもしれません。

 

身体面でのリスクはきちんとした病院を選べばまず大丈夫ですが、精神的なダメージは自分が思っているより大きいし長引きます。

 

 

私の場合、手術を終えてすぐは不思議とすーっと気持ちが軽くなった感じだったんですが…日が経つにつれて罪悪感から精神的に不安定になっていきました。

 

 

毎日同じことばかり考えてしまい、

「なんで中絶してしまったんだろう」

「なんで彼に自分の意見を言えなかったんだろう…」

ということが頭の中でグルグル回っていました。

 

それが次第に、

「赤ちゃんももういないし死にたい…」

「なんで彼は産もうって言ってくれなかったんだろう…」

「なんでこんなギリギリで中絶しなきゃいけなかったんだろう…」

という考えになっていき、毎日泣いていました。

 

 

今考えてみれば、本当に自分勝手な考えなんですが…当時は毎日こんなことばかり思っては鬱になっていました。

 

 

・死にたい→自分で中絶しといて甘えたこと言うな

 

・なんで産もうって言ってくれなかった→自分から産みたいって一回も言ってないでしょ

 

・なんでこんなギリギリで中絶→自分の意見言わなかったからでは?

 

 

という、全部自分が気持ちを言わなかったことが原因じゃんって感じなんですが…。

 

こうなったのも自分の意見を言えずに中絶してしまったのが大きいと感じています。

 

 

たとえ自分の意見を全部伝えた上で中絶していたとしても罪悪感・後悔・悲しみは完全にはなくせないと思いますが、何も言わずに中絶したよりはマシだったんじゃないかな?と思います。

 

 

自分の意見を言えずに中絶してしまうと、そのぶん中絶後の精神的ダメージも大きくなってしまいます。

 

後悔のないように何度も話し合ってから中絶した人でも、多くの女性は中絶後に鬱っぽい状態になっています。

 

なので精神的なダメージは少なからずあるものと考えて、そのリスクを極力減らすためにも後悔のないようにきちんと何回も話し合ってほしいです。

 

つらいときは専門家に相談するのも有り

妊娠初期中絶手術後、精神的に不安定になって本当につらければ心療内科などに相談するのも有りだと思います。

 

中絶の心の痛みを誰かに話すことで、少しは楽になることもあります。

 

 

中絶したことで自分が受けた悲しみは、残念なことに彼氏に話しても理解できるものではありません。

 

やはり男性は自分の身に起きたことではないので、中絶に関して女性のような深い悲しみはないです。

 

これから前に進んでいこうという感じなので、ポジティブな言葉を投げ返されて逆に傷つくかもしれないです。

 

当時の私は「考えすぎだって!」「明るくいこう!」みたいに言われましたが…無神経と思ってしまいました。

 

 

 

それよりも専門家に相談して、ただ話を聞いてもらうほうが自分の心が楽になることが多いです。

 

当時の私は心療内科に行く気力すらなかったんですが…本当に毎日うつ状態で正常な思考ができないなら行くべきだと思います。

 

 

というのも、そういうときの悲しみって答えが欲しい・ポジティブを投げてほしいわけじゃないんですよね。

 

そうじゃなくて、悲しみに寄り添ってほしいと当時の私は思っていました。

 

 

ただ、それを彼氏に求めてしまったからダメだったわけです。

 

彼からすれば優しさでポジティブに言ってくれてたんだと思いますが、当時の私はそうとらえることができませんでした。

 

 

また、あまり自分の鬱な感情を話してしまうと、彼氏との関係性が悪くなってしまうこともあります。

 

そんなときに代わりに心療内科で自分の話を聞いてもらうのはいいことだと思います。

 

 

 

ひとつ、心療内科を利用する際の注意点としてはすぐに薬を処方しようとするところは気をつけたほうがいいです。

 

抗うつ薬を飲むと癖になってしまったり依存してしまったりで、気づいたら薬の量が増えてしまいがちです。

 

このあたりは心療内科によって方針が違うと思うので、あくまでもこちらが希望すれば薬を出すというスタンスのところを選んだほうがいいです。

 

 

鬱がひどすぎてどうにもならないときは心療内科も有りです。

 

心療内科っていうと行きづらいイメージがあるとは思いますが…行くことで心が楽になることもあるので一つの選択肢として考えておくといいです。

 

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妊娠初期中絶手術

初期中絶手術をするのが怖い…という人に読んでほしい記事

読了までの目安時間:約 10分

 

中絶手術をすることになったけど、怖いし不安で仕方ない。

 

手術って失敗しない?痛い?後遺症は?

中絶したら精神的に病むっていうけど大丈夫なの?

 

本当は手術したくない。

 

 

中絶手術を受ける前の私はこのように思っていました。

 

今回は、私と同じような不安を抱えていてる人向けの内容になっています。

 

中絶手術が怖くて仕方ない…という人の参考になれば幸いです。

 

 

初期中絶手術をする前に怖いと思ったこと

・手術手順

 

まず、初期中絶手術の手順を調べたら怖くて仕方なくなりました。

 

ネットでは大げさな表現や本当かわからないものも多かったから余計に不安をあおられた…というのもあります。

 

 

  • 前処置が痛すぎて失神した
  • 痛すぎて暴れて看護婦さんに押さえつけられた
  • 中絶手術中に麻酔が切れて目が覚めて激痛
  • 麻酔が効かなかった、そのまま手術された

 

 

毎日ネットで調べていたらこのような情報も出てきて、怖くて仕方なかったです。

 

実際はそこまでのことは起きず全然大丈夫でしたが、調べたときは本気で手術したくないと思いました。

 

 

中絶手術の手順を調べると不安だし怖いですが、実際はここまでの痛み・麻酔が切れることはありません。

 

同じような不安を抱いている人は安心してほしいです。

 

 

 

・手術後の後遺症、失敗

 

手術後に後遺症が残らないか、手術が失敗しないかという恐怖もありました。

 

ネットでも後遺症についてはたくさん記事があったし、初期中絶手術の同意書にも手術がもし失敗したときのことが書いてあったので、とにかく不安で仕方なかったです。

 

 

  • 後遺症として不妊症になる、感染症のリスク
  • 極稀に手術が失敗した場合、子宮に穴があくことがある

 

 

このような情報が入っていたのですごく怖かったです。

 

当時の感情としては後遺症よりも、もし失敗したらどうしよう…という怖さのほうが大きかった記憶があります。

 

 

実際は、ちゃんとした病院に行けばまず失敗することはないので安心してほしいです。

 

後遺症に関しては私の場合、脚の付け根に痛みが残りましたが、感染症などは大丈夫でした。

妊娠初期中絶手術で後遺症は残った?【身体面、メンタル面】

 

不妊に関しては、中絶後ずっとピルを飲んでいるので不明です。

 

 

術後の後遺症・手術の失敗を考えると怖くなると思いますが、ちゃんとした病院を選べばまず大丈夫なので信じましょう。

 

 

 

・中絶後の精神的なダメージ、気持ちの変化

 

中絶手術を経験するとうつ病になるという内容をたくさん見ていたので怖かったです。

 

中絶についていろんなサイトを調べたときに一番多く書かれているのがこの内容だったように思います。

 

 

中絶手術を経験すると、今までの自分とは変わってしまうのではないかと思っていました。

 

うつ病になる女性がとても多いこと、ほとんどの女性が中絶後に精神的な傷を心に負っているという内容をたくさん読みました。

 

 

実際に中絶後、今までの自分のようにはいられなくなったのは確かです。

 

毎日泣いてしまっていたし自分を責めていました。

 

大好きな彼に対しても不安や不信感を抱いてしまい、毎日怖くて不安でつらくて自分の心がぐちゃぐちゃでした。

 

 

精神的なダメージと気持ちの変化は、自分が予想していたより大きいものです。

 

人によって個人差はあると思いますが、これに関しては覚悟はしておいたほうがいいです。

 

不安も恐怖も受け止めるしかない

中絶手術を受ける前に怖いと感じるのはみんな同じ、しかし受け止めるしかないです。

 

怖いといくら思ったところで、中絶をするという決断をしたのなら進むしかないです。

 

 

私自身、妊娠してから中絶手術をする日まで毎日不安だったし怖かったです。

 

彼とは一ヶ月話し合いましたが、正直「中絶という選択をする確率のほうが高いんだろうな…」と思いながらの一ヶ月でした。

 

 

その間、ずっと中絶を決意することも手術も怖くてその日が来なければよかったと思っていました。

 

しかし当たり前ながら時間は止まらないので、そんなことを考えていてもタイムリミットはきてしまいます。

 

 

いくら怖いと思ってもその日はきます。

中絶すると決断したのならその恐怖も受け止めるしかないです。

 

そして、まだ中絶を悩んでいるなら、もう一度考えてみてほしいです。

 

 

本当に中絶することを受け入れれてますか?

中絶手術を受けることに本当に納得できているか、もう一度考えてみてほしいです。

 

手術に何の迷いもなければ、このブログにはたどり着いてないと思うので。

 

 

中絶手術が怖い、というのは「後悔するんじゃないか?」という怖さではないか。

 

手術自体が怖いというのはもちろんあると思いますが、精神的なものを気にする人は自分の中でも中絶に対して迷いがあり「中絶したことをあとになって後悔するんではないか」と思っているからではないでしょうか。

 

 

私はずっと迷っていたし、悩んでいたし、本当は産みたいと思いましたが一度も彼に言えないまま中絶をしました。

 

だから余計に中絶後精神的につらかったし、本当にうつ病みたいになってしまいました。

 

 

中絶が怖い、というのは後悔するかもという怖さじゃないか?

もう一度考えてみてほしいです。

 

 

自分の気持ちを全部彼に話してみて

今、自分が中絶に関して思っていること、赤ちゃんへの気持ち、本当はどうしたいか、すべてをちゃんと彼氏に話してみてほしいです。

 

言わなかった後悔はずっと消えないし、あとになっていくら後悔してもやり直しはできないから。

 

 

私は彼にちゃんと自分の気持ちを言えないまま中絶をしました。

 

その後悔は中絶後どんどん大きくなって、ずっと自分の中で引きずったままでした。

 

3年経ってようやくその後悔はほぼ消えてきましたが、この3年間はいつもそのことが頭の片隅にありました。

 

 

自分の気持ちを言えないまま中絶をするというのは本当によくないし、ずっと後悔が残ります。

 

 

彼に本音をすべて伝えるのは勇気がいることだけど、言わない後悔のほうがずっと大きいしつらいです。

 

だから後悔のないように、ちゃんと彼と向き合って話し合ってほしいなと思います。

 

 

中絶をすると、よくも悪くも自分の人生は変わります。

 

重要な決断だから、しっかり考えて後悔のないようにしてほしいです。

 

後悔しないように、自分の気持ちに素直になってほしいです。

 

 

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中絶手術後のメンタル

妊娠初期中絶手術で後遺症は残った?【身体面、メンタル面】

読了までの目安時間:約 8分

 

妊娠初期中絶手術をするにあたって不安だったのが術後の後遺症。

 

ネットで調べていると様々な情報が出てきて、調べれば調べるほどに不安になった記憶があります。

 

 

ですが、実際に自分が経験してみると思っていた後遺症とは違いました。

 

なので、今回は一般的に言われている後遺症と、実際に自分が実感した後遺症についてまとめてみました。

 

 

妊娠初期中絶手術で考えられる後遺症

ネットでよく書かれている初期中絶手術の後遺症といえば、不妊症になる可能性と生理不順の可能性です。

 

不妊症については手術が上手くいかなかった場合や何度も中絶手術を繰り返した場合になる可能性があるとのことで、ちゃんとした病院を選べば心配はいらないと思います。

 

 

生理不順は中絶後のホルモンバランスの乱れや精神的ストレスでなることがあるそうです。

 

私は中絶手術後からずっとピルを飲んでいるので、生理不順については不明です。

 

ですが、中絶後ストレスで生理不順になる女性はけっこういるようです。

あまり精神的にきつい場合は心療内科などで相談するのも手かな…と思います。

 

 

あと、一番言われているのがうつ病になる可能性があるということです。

 

これが一番多いんじゃないかな…と個人的には思います。

 

これは自分自身、かなり痛感しました。

 

もともと気分が落ち込みやすいタイプではあるんですが…今までの比じゃないぐらい自分の感情をコントロールできなくなりました。

 

 

実際に初期中絶手術後に感じた後遺症

実際、私が中絶手術を経験して驚いたのは不妊症や生理不順とは違う後遺症が出てきたことです。

 

それは右脚の付け根が痛むようになったことです。

 

これに関してはネットで調べてもあまり情報が出てこなかったんですが、自分なりに調べたところ中絶手術の際に脚を固定したことが原因のようです。

 

中絶手術は静脈麻酔で眠っている間に行うんですが、手術中に脚が閉じないように台の上で開いた状態で固定されます。

 

脚を固定→麻酔→手術の流れなんですが、このときに変な緊張感と恐怖が強くありました。

 

その緊張状態のまま麻酔が効いて固定されたことが原因?で、脚の付け根に痛みが残ったようです。

 

 

今ではほとんど痛まなくなりましたが、中絶手術をしてから1年ぐらいはけっこう頻繁に痛んでいました。

 

脚が痛むたびに中絶したときのことがフラッシュバックしたので、痛みよりそちらのほうがつらかったです。

 

 

脚の痛みについて産婦人科で相談しましたが、特に解決策はなく時間と共によくなるのを待つしかないようでした。

 

ストレッチや整体で少しずつよくなっていったかな、と感じています。

 

 

精神的に不安定になるのはどうしようもなかったです

他の後遺症といえば、やはり精神的なものが大きいです。

 

むしろ、中絶後の後遺症のほとんどがこれじゃないかなと思います。

 

 

いろんな情報をネットで見ていたので、鬱っぽくなるというのは覚悟していましたしできるだけそうならないように気をつけようと、強く思っていました。

 

ですが、実際に中絶手術を経験して、そんな甘いもんじゃないな…と痛感しました。

 

自分では前に進もうネガティブに考えないようにしようと毎日言い聞かせていても、ふとした瞬間に襲ってくる虚しさと悲しさはどうしようもありませんでした。

 

自分なんて死ねばいいのに、と何度も思っていたしそれと同じぐらい彼に対しての憎しみもありました。

 

彼のことは好きなのに、毎日瞬間的に憎んでしまうときがあって…自分で自分の感情がよくわからなくなっていました。

 

 

前を向かないといけないと思えば思うほど悪循環になっていた気がします。

 

これは実際に中絶手術を経験しないとわからないものじゃないかな、と感じます。

 

 

中絶手術の後遺症は精神的なものがほとんど

中絶手術の後遺症というと不妊症や生理不順がよく取り上げられますが…実際この2つよりも精神的なものがほとんどを占めると思います。

 

今までに感じたことのない気持ちになります。

 

上手く言い表せないですが…全てが空っぽになったような感覚になりました。

 

何をしても楽しくないし、ぼーっとしていても手術のことを思い出したり急に悲しくなって涙が止まらなくなったり。

 

自分で自分が制御できない感じに陥ってました。

 

 

私は大丈夫!と思っていても、中絶後はうつ病っぽくなってしまうと思います。

 

実際、中絶手術が原因で精神的に不安定になっている女性は多いようです。

 

私自身、とは言ってもそこまででしょ…と思っていましたが、中絶手術後は本当に毎日つらかったです。

 

 

しばらくは今までの自分と同じ精神状態ではいられません。

 

周りに迷惑をかけたり変な気をつかわせてしまうこともあります。

 

大好きな彼のことも信じられなくなってひどい言葉を言ってしまいます。

 

中絶手術の後悔はずっと消えないし、忘れることはできません。

 

新しい男性と付き合うときも後ろめたさや女性としての自信のなさはずっとつきまといます。

 

 

中絶手術を考えている女性は、このことを踏まえてもう一度考えてみてほしいです。

 

あとで後悔しても時間は戻らないし、赤ちゃんも返ってきません。

 

パートナーに対して自分の本音を全部言えてないなら、全て言って納得するまで話し合ったほうがいいです。

 

あとで話しても「あのとき言ってれば変わったかも?」という後悔がずっと残ります。

 

 

私は今はだいぶ前を向けるようになりましたが、それでも後悔が消えたかというと嘘になります。

 

この記事を読んでくださっている方には同じような後悔をしてほしくないです。

 

 

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