初期中絶手術後、精神不安定な状態に…
中絶手術後、精神的に不安定な状態になっていてしばらく更新できませんでした…。
今はだいぶ落ち着いたので、また中絶手術をしたときの事などを記事にしていこうと思います。
初期中絶手術を経験してから明らかに自分の精神面が変わったので、今回はそれについてのお話です。
中絶手術後、PAS(人工中絶手術後ストレス障害)になる女性がとても多いというのは手術前にネットで調べていたので、それなりの心構えをしているつもりでした。
また、できるだけそうならないよう心を強く持とうと意識もしていました。
ですが、実際に体験してみると自分で制御できるようなものではないと感じました。
中絶手術後に陥ったPASの症状
- 短気、怒りを抑えられなくなった
- 暴力的になった
- 集中力が低下した
- 他人に対しての警戒心、不信感がひどくなった
- 出産予定日、中絶日になると鬱状態になる
- 中絶前より「楽しい、好き、幸せ」という感情が鈍くなった
- 性行為が苦痛になった
- 男性と付き合うのが億劫になった
- 中絶のことを思い出すと涙が出てしまう
自分でも「おかしい」とは思っていますが、上手く感情をコントロールできずにいます。
今はマシになってきましたが少し前までは本当に被害者意識が強く、自分本意な発言ばかりをしてしまっていました。
これらは治そうと思って簡単に治るものではないのかもしれません。
ただ、中絶手術が原因でこういう状態になってしまっているということを、自分で認めて許してあげる必要があると感じました。
自分が変わってしまったのは仕方ない、だけど少しずつでも以前のように戻れるようにがんばろう。
悪いのは自分だけど、自分だけではない。
かといって、中絶してしまった子供の父親である「彼」だけのせいにしてもいけない。
「仕方なかった」で済むような問題ではないけれど、いつまでも自分を責めていても時間は戻らない。
いつまでも過去に囚われていては、いつになっても中絶の心の傷から立ち直れない。
そんなことを赤ちゃんは望んでないはずです。
中絶を後悔しているならちゃんと前を向いて
中絶手術をしたことを本当に後悔していて、罪の意識を感じているなら。
なおさら、前を向いていかないといけないと思います。
罪滅ぼしをしたいと思うなら、何よりも自分が笑顔で過ごせるようになること。
産まれてこれなかった赤ちゃんのぶんも、充実した日々を過ごせるようになること。
そう思うようになってから、少しずつPASの症状も治まってきました。
未だに中絶の話になると涙が出てくるのは変わりませんが、それでも気持ちでは少しずつ前を向けるようになってきています。
すぐには前を向けないと思います。
でも、それでいいと思います。
まずは今の自分の状態を認めること。
そして、もっと自分に優しくしてあげること。
それが大事です。